2003年頃にはPDAを持ち歩いていました。紙の手帳をもつのが嫌なので、すでに時代遅れだった中古のPalm Visorを買いました。たしか中古で5000円以下でした。
使うアプリは住所録とスケジューラーとTODOリストのみ。それだけでも普通の手帳として使うのには充分な機能でした。
ネットへの接続は一切なしです。Microsoft Outlookとのデータ同期を行うため、付属のクレードルをUSBで母艦PCに接続しました。この接続がなかなかの曲者で、接触の関係か同期がスムーズにいかないときが多かったのです。
でも通勤電車の中で青空文庫から仕入れたテキスト(宮沢賢治の童話等)が読めることはちょっと嬉しいことでした。
使用電池は単4で、市販のものがすぐに使えるのも便利な点でした。
PDAは携帯電話の手帳機能を使うことで終わってしまいました。
今から考えるとPDAの利点は携帯より大きな画面でした。
携帯電話の小さな画面で読書というのは、眼が疲れるのでやっていません。